神社仏閣で頂くお守りの扱い方です
私達に身近なお守りですが、軽く考えている人が多いようです。
基本は ”尊いものとして敬い、失礼な扱いをしない” ことです。
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普通のお守り、1000円前後で頒布されている、手に包み込める程度の大きさのものは
布製の袋やビニールで保護されていると思います。これらはカバンや持ち物の中にしまい込まず、自分の目につくところへ付けておきます。
首から下げるなど、身体に付けておくことも良いことです。
中のお守り本体が汗などで汚れないよう注意しましょう。お守り袋は本来そういった、汗や汚れから守るための袋です。
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大きなお守り(お札)は、神棚やそれに類する神聖な場所へお祀(まつ)りします。
柱に付けるなど、特別な指示がある場合は、それに従います。
そういう場合は、説明書がついていることが多いです。
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壊れてしまった場合は、お守りの寿命です。
あなたの身代わりになってくれた場合もあります。後述のようにお焚き上げをしてもらいましょう。
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お守りの効力は、1年程度と言われます。
それを過ぎたお守りは、頂いた神社やお寺へお返しし、お焚き上げをしていただきます。
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いただいた神社やお寺へ戻せない時は、お近くで良いですから、神社からのものは神社へ、お寺からのものはお寺へお返しします。 神仏を混ぜてはいけません。
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ゴミ箱へ捨ててしまう人もいるようですが、これは大変失礼で、バチ当たりなことです。
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ビニールの外装(外袋)など自然に帰らないものからは、環境保護の観点から、取り出すか、はずしてお返しします。