月の力

満月(スーパームーン)
満月(スーパームーン)

月の力といっても、ピンとこないかもしれません。

 

潮汐エネルギーは莫大です

一番身近な月の力(影響)は潮の満ち引き(潮汐:ちょうせき)です。月の引力が海水全体を引き上げたり、沈めたりさせています。

 

地球上の海水、量は 約13.7億立方メートル(約1兆3千7百億リットル)。重さは約140京トン。

ちなみに地球自体の重さは6,000,000京トンと言われています。 

 

つまり、これだけの海水を動かしている潮汐エネルギーのほとんどは月だと言えます。

 

<参考> 潮汐は月だけでなく太陽の影響もあります。

◆月と太陽 影響する条件の違いは

●地球との距離が違う

地球から太陽までは平均で約1億5000万km、月までは約38万4千kmで、390倍もの距離差があります。

●大きさが違う

星(天体)の大きさは、太陽は月のだいたい400倍です。

●地球へ及ぼす引力が違う

むずかしい理屈は こちら へ任せるとして、

潮汐に影響する月のパワーは、太陽の約170倍も大きいのです。

 

 

「月光浄化」と言いますが・・

 

実は月光浄化に必要なパワーは、全てを月が持っているわけではありません。ほとんどが「太陽から放射された諸々のエネルギー。それが月に反射して地球へ降り注いだもの」を使っています。


反射を使う理由
洗濯物を干すとき、直射日光は強すぎて衣類を劣化させます。それを防止するための方法が、陰干しです。

(洗濯物の乾燥は、太陽だけでなく風も重要です)陰干しをしている時も、昼間であれば太陽光は反射により回り込んできます。だから真っ暗になりません。

この反射(周り込み)により、適度にエネルギーを抑えられた状態が、月光浄化には最適です。
直射日光では強すぎるのです。
 

太陽からのエネルギーは、

電波、光(赤外線、可視光、紫外線)、放射線、宇宙線、磁力などがあります。

しかし可視光以外は、目に見えません。浄化では主にこの目に見えないエネルギーを使います。

 

つまり月光浄化とは、「月に反射した太陽エネルギーによる日光浴」と考えるべきです。

だから悪天候でも、放射線などのエネルギーは月で反射し地表に届いているので、浄化が行えるというわけです。

 

月が欠けると、エネルギーが減る

 

しかし太陽からのエネルギーは、地球に邪魔をされ月に届かないことがあります。これが月の満ち欠けです。

月は地球から見て欠けが大きいほど、地球の影となる部分が多くなり、それだけ太陽エネルギーが月には当たらないことになります。そうなると反射する太陽エネルギーも比例して少なくなります。

月が一番欠けた状態、太陽からのエネルギーをほとんど反射しない状態が、新月です。

 

新月には別の意味が

 

新月が悪い状態なのかというと、そうでもありません。

新月のときは太陽エネルギーの反射が無い分、月そのものが蓄積しているエネルギーを純粋に受けることが出来ますので、浄化では別の目的で使うことがあります。

 

 

アーラが太陽光浄化を奨めない理由

 

太陽光での浄化も、ひとつの方法です。しかし多くの場合前に述べたように、光が強過ぎるのです。

 

補足:
ここで言う太陽光は直射日光を指します。障子越し、シェード越し、などの手段で
光量を押さえる方法もありますが、基準が無く調整が難しいのでお奨めしていません。

 

石や対象物によっては、特に夏場の太陽熱で温度が上がりすぎると、変質変形してしまうこともあります。

仮にブレスレットを太陽浄化するとして、ブレスレットが熱を持ってしまうようでは、強過ぎです。

さざれ石や、透明な球体に太陽光が当たると、レンズ効果で火災につながることすらあります。

 

また浄化函を使って浄化をする場合、お札や願いを書いた紙を一緒に入れる場合があります。

中には宝くじを入れたり、「愛用の道具を浄化する」と万年筆を入れた人もいます。

注意点⇒万年筆の温度が上がると、インクが膨張して漏れてしまいます。

   (浄化函自体も、50℃を超えると変形変質の可能性がでてきます)

 

つまり熱に弱いものを浄化することもあるので、温度が上ってしまいやすい太陽光浄化はお奨めしないのです。

 

 ※アーラの浄化函は、直射日光がいつも当たるような環境に設置しないでください。